第49回現代美術ー茨き2022展

特 集 作 家 部 門「 メ タ コ ン セ プ チ ュ ア ル 」

石を眺めて作品を覗く

まるで庭園を眺める様にしながら石の周りを周遊し鑑賞する。

鏡に映し出される作品は池の様であり覗きもめば、そこは現実と虚構のような時空

そして映る自身の姿に自らの存在を意識する。

石庭の石は風景の一旦だけでなく、想像もでいないほど時間をかけ形を変えながら流れ着いた

群衆の中のたった一つの石。

それまでの石の時間は集約され本来その先にある時間が止まり存在する。

このインスタレーションは、時間と存在の定着である。

2021 田中加織 個展「月と山水」

Art Spot Korin(京都)

 

赤絵富士

2階インスタレーション 月と「存在する場」
想像も出来ないほど時間をかけ形をかえ流れついた群衆の中の石。
それまでの石の時間は集約され、本来その先にある時間を月の光が照らしていく。
このインスタレーションは時間と存在の定着である。
2017.12「FLOATING」HRDファインアート

2017.6

「さかずき」

月見酒をテーマとした絵画とインスタレーション

art spot korin

2017.5

「間取りの時」家原恵太 田中加織 二人展  会場:京旅籠むげん

ギャラリーいのくま亭
「落下する砂と石」2016
紅月山水2016
油彩  900mm×900mm

川の石

遠い、いつかも分からない年月の中その石は流れ着き、落ちてきた。

インスタレーションと絵画
キラキラと光る白砂に浮かぶ石に宇宙の理想郷や時を思い描き、石は石で無くなり人の意識に成りかわる。

ギャラリーいのくま亭

2015.5

白日富士雲海図
油彩 1700mm×900mm

夜から朝に変わるその一瞬、すべてを白日に晒す。嘘などつきようもない程に、何もかもあばかれるように、月の光を飲み込み輝かせる。
高尾フェスでのインスタレーション2015.11
インスタレーションの試みは、普段の絵画作品とは一転して極彩色とは全く逆の白が基本になってくる。
白い砂から広がる空間に意図的に仕立てていく作業の本質は、絵描く事と何ら変わりは無い。
現実に存在する群集の中にあった石木草を切り取り配置する、その時点でそれは石木草の役割から全く別の何かになっていく、本質とは何か…を微かに輝く白から問いかけられているように感じる。


コンテンポラリーアートギャラリーZONE

http://www.art-gallery-zone.com/gallery.htm

2014.7

KUNST ARZT 

2013.5.17-26

http://kunstarzt.com/index.htm

 

2013.11
ABEND.vol.2暮色の家
京都町家スタジオ
会場パノラマビュー

http://panoramania.jp/world/ABEND2/index.html


2013.7
箕面の森アートウォーク